マイナ保険証利用の本格化について
いよいよ従来の健康保険証の経過措置期間が終了(2025年12月1日)となりました。 また、今年9月からはスマートフォンでのマイナ保険証利用も開始されるなど、環境が大きく変化しています。
今回はマイナ保険証の「スマホ利用の手順」と、改めて確認しておきたい「従来の保険証の有効期限」について解説します。


● マイナ保険証をスマホで使うための準備
これまでカード本体が必要だったマイナ保険証ですが、新たにAndroidに加えiPhoneでもスマートフォン搭載が可能となり、スマホひとつで受診できる環境が整いつつあります。
利用開始に必要な準備
スマートフォンで利用するためには、アプリ「マイナポータル」のダウンロードが必要です。お手元に以下をご準備の上、登録作業を行ってください。
- マイナンバーカード(実物)
- 券面入力用暗証番号(数字4桁)※iPhoneのみ必要となります
- マイナンバーカードの署名用電子証明書のパスワード(英数字6桁~16桁)※マイナンバーカードを作成した際に登録したパスワードです
登録手順
1.「マイナポータルアプリ」を起動し、案内に沿ってマイナンバーカードをスマホにかざしてログインします。(上記の数字4桁の暗証番号が必要です)
2.ログイン後、メニューから「健康保険証利用登録」を行います。
3.続いて、「スマホ用電子証明書」の搭載手続きを行います。(上記の英数字6桁~16桁のパスワードが必要です)
詳細な対応機種や操作方法は、デジタル庁のWebサイトをご確認ください。


● スマホのマイナ保険証を使って受診する方法
スマホでマイナ保険証を利用する場合、医療機関等の窓口にある【顔認証付きカードリーダー】と【汎用カードリーダー】を使用します。
1.【顔認証付きカードリーダー】の画面で「スマートフォンを利用」のボタンを選択します。
2. お手持ちのスマートフォンでマイナポータルアプリを起動し「保険証利用」などのボタンをタップし、読取の待機状態にします。
3.「スマートフォンをかざしてください」などの指示に沿って、スマートフォンを【汎用カードリーダー】の上にかざします。
4.読取が完了すると、スマートフォン側の画面に「証明書を利用しますか?」といった確認画面が出ます。
5.スマートフォン側で、指紋認証、顔認証、またはスマホのロック解除用パスコード(ご自身で設定したもの)などを使って認証を完了させます。
これにより、従来の保険証と同様に医療機関で受診することができます。 ただし、スマホのマイナ保険証は、機器の準備が整った医療機関・薬局で、利用可能となります。各施設において順次対応されていますので、ご利用いただける医療機関・薬局は以下のページから検索しご確認ください。


● マイナンバーカードを持っていない人はどうすればいい?
従来の「紙(またはプラスチック)の健康保険証」の取扱いにつきましては、2025年12月1日をもって有効期限を迎えます。
マイナ保険証をお持ちでない場合
「マイナンバーカードを持っていない」「保険証利用登録をしていない」という方については、健康保険組合や自治体から「資格確認書」が交付されます。 この「資格確認書」を 医療機関の窓口に提示することで、これまでと同様に保険診療を受けることが可能です。
※後期高齢者医療制度にご加入の方や、新たに加入される方等については、マイナ保険証の保有状況にかかわらず、令和8年(2026年)7月末までの暫定措置として「資格確認書」が交付される予定です。


まとめ
- スマホアプリにマイナ保険証を登録することで、マイナカード無しで受診できます。
- 従来の保険証は2025年12月1日で有効期限を迎えるため、使えなくなります。
- マイナ保険証がない方には「資格確認書」が発行され、これまで同様に受診できます。
従業員様から「保険証はどうなるのか?」「スマホでの受診方法は?」といった質問が増える時期かと思います。社内周知にお役立てください。

